9月24日(火曜日)晴ときどき雷雨

・7:00 起床&朝食

昨夜もよく眠れました。 食堂へ行きバイキングの朝食を食べた後、ゆーたろさんお気に入りのスダホークに会うため馬房に寄ると、 去年はいなかったホーセンホーライが仲間に加わっていました。

それからいつもの巨大な犬 (以前ビワハイジと勝手に命名) もいました。 スダホークはずっとお尻をこちらに向けていました。

ビワハイジ(仮名)

・8:15 出発

本当は 8:00 ごろ出るつもりだったのにちょっと出遅れました。 まつまつのアドバイスにより、ロッジから裏道で直接入口まで抜けていけました。 今まで知らなかった...

さあ、今日最初の目的地は浦河の手前にある日高SS です。カーナビでは 10:35 着予定だったんですけど...

・9:30 日高スタリオンステーション

なんと 9:30 に着いてしまいました。 あてにならないカーナビだなあ。

見学者は我々の他は 1人だけでした。相変わらずのんびりとしたスタリオンでいい感じです。 この次に行くイーストスタッドの変わりようについて不安を持っていた我々の間で 「まったりスタリオン」という言葉が生まれました。 ここ日高SS のように、他の人に邪魔されずに放牧されている種牡馬をゆっくり見ることができる場所のことです。

日高SS での私の一番のお気に入り、ヤエノムテキは相変わらずかっこよかったです。 ヤエノムテキの見学にずいぶん時間をかけました。

ヤエノムテキ

途中、隣同士のトロットサンダーゼンノメイジンがスタッフの方から青草を配給されていましたが、 どう見てもトロットサンダーの方が倍はもらっていました。 ...と、それを見たうっちーさんがつぶやきました。

「やはり(戦績)の違いか...」
かわいそうなゼンノメイジン。

ゼンノメイジン
トロットサンダー

・11:00 イーストスタッド

日高SS からイーストスタッドへ行く途中、浦河市街地で雨が降り始めました。 ...と思ったらあっという間に超特大粒の雨に。 そんな中でもまつまつは余裕でスポーツ新聞を買いにコンビニへ走ります。さすがです。

前方に雲の切れ目が見えていたので、イーストに着くころにはは止んでいるんじゃないかと期待しましたがやっぱりアウトでした。 それでも一応確認しようと入口に貼られていた案内図を見ると、やはり新しく見学台ができていました。 どうやら見えるのはテイエムオペラオー、メイショウドトウ、メイショウオウドウ、タイキシャトルの 4頭だけのようです。 ああ、なんてこったい。ユメケイバーズ No.1 の 「まったりスタリオン」 があああ。

でもまだ放牧時間だし、そんなに雨も強くないし、にっくき見学台を見ておきたいし、 ということでとりあえず見学台まで行くことにしました。 ところが雷も鳴り出していたため、ほとんどの馬たちは厩舎へ引き上げられてしまっていたようです。

そんな中、見学台手前でちょうど引かれていく途中の馬が。 どうやらマイニングのようです。 その後ろをもう一頭(たぶんタイキフォーチュン)が引かれていきました。 馬は雷が苦手というのはやはり本当で、ゴロゴロ鳴るたびに暴れまくっていました。

たぶんマイニング

ああ、それにしても私のこのツアー最大の目的馬 テイエムオペラオー を見ることができませんでした。 大ショックだ。

そうこうするうちに雨が更に強くなってきたため、結局見学台まで 50m のところであきらめて車へ引き返しました。 そして次にどうするか、他に誰もいない駐車場で途方にくれるユメケイバーズなのでした。

・11:30 AERU

浦河をあきらめて静内に戻る案も出ましたが、どうせ時間もあるので近くにある AERU で昼食にしようということになりました。 ちょうどレストランの昼の営業が始まる時間だったこともありますが、ガラガラでした。

・12:30 イーストスタッド

AERU で食事をしながら雨が止むのを待っていると、期待通りだんだんと小降りになってきて、 ちょうど食事が終わったころにほとんど止みました。 イーストスタッドの見学時間は 13:00 までなので、ダメモトでもう一度行ってみることに。 ...が、やっぱりダメでした。中止のかんばんが出ていました。がっくし。

・13:10 社台スタリオンステーション荻伏

私以外の他のみなさんは前に一度行ったことがありましたが、ちょっとだけ寄らせてもらうことにしました。 しかしスタッフの方がどなたも見当たらなかったので、 あきらめて外から見えたバトルラインらしき馬を遠目に見て帰ることにしました。 バトルラインが目的だったのでまあいいか。

(注) ...と思っていたのですが、帰ってから調べてみたらバトルラインはどうも最近ビッグレッドスタリオンに行ってしまっていたらしいです。 で、写真をよく調べてみたら、バトルラインではありませんでした...
バトルラインかと思っていたが...

・13:30 稲葉牧場。

次は昨日ふるさと案内所で情報をゲットした稲葉牧場へ行くことにしました。 着く頃にはすっかり空は晴れ渡っていました。 ああ、あのイーストスタッドに着く前にちょっとの間だけ降った雨がうらめしい...

稲葉牧場はオグリキャップの生産牧場だけあって、 手作りグッズショップがあったり立派な看板があったりとファンサービスの充実した牧場という印象でした。 ここでのお目当てはオグリキャップの妹 オグリローマン。 言わずと知れた桜花賞馬です。

牧場の方に教えてもらい、オグリローマンがいるという放牧地へ行き、芦毛芦毛と探してみると... 芦毛が 3頭いる〜。 どれがオグリローマンだかさっっっぱり分かりません。 しばらく途方に暮れていましたが、ゆーたろさんがそのうちの一頭の頭絡に 「WHITE NALBEE」 と書かれているのを発見。 おお、あなたがあのオグリキャップのご母堂ですか。 いやでもホワイトナルビーってまだ生きてたっけ?(失礼)

オグリローマンかもしれない
ホワイトナルビー

道をはさんで向かいの放牧地には当歳の仔馬たちが 3頭いましたが、そのうちの 2頭がじゃれ合いつつ馬っ気を出していました。 ...モーホー? ^^;

で、結局どの馬がオグリローマンだかは分かりませんでした。

・15:00 アロースタッド

二十間道路エントランス広場に寄り、見学の申し込みをした後、アロースタッドへ。 毎年ここは心魅かれる馬(例えばセイウンスカイ)がたくさんいるんですが、 今年のヒットはなんといってもアンバーシャダイメジロブライトでした。

アンバーシャダイ
メジロライアン
メジロブライト

見学中、スタッフの方によって何頭かが順番に洗い場に連れていかれていました。 アンバーシャダイが洗われ終わった時、スタッフのおじさんが おれの馬を見てくれというようになんとなく誇らしげに前に出てきたかと思うと、 「こいつと一緒に写真撮りませんか? おとなしいから大丈夫だよ」 と一言。 集まっていた 20人ぐらいの人達の中 「えっいいんですか〜?」 とすかさず答えたのはゆーたろさんと私。 順番にばっちり撮らせていただきました。 後でやまもとさんが 「いや〜二人ともレスポンス速かったね〜」 と言っていましたが、 いいんです、言った者勝ちです、それぐらいじゃないとミーハー班は勤まりません。 ちなみにアンバーシャダイは本当におとなしかったです。貫禄も十分でした。

それから 30分ぐらい経った頃、アンバーシャダイ・メジロライアン・メジロブライト の親子3代が並んでいる馬房のあたりに人だかりができていたので行ってみました。 メジロライアンがあんまりにも顔を出さないので、さっきのおじさんスタッフがニンジンをやっているところでした。 その後アンバーシャダイにも。 ここで私はピンとくるものがあり、その時ほとんど人がいなかったメジロブライトの前に。 するとやはりおじさんが来ました。ラッキー。

「お兄さん、ブライトにニンジンやってみる?」
「えっいいんですか〜?」 (←しらじらしい)
ということであげてきましたメジロブライトにニンジンを。 ついでに手も舐められちゃいました。 現役時代も結構好きな馬だったけど、もうメロメロっす。子供もバッチリ応援するっす。

◆注意! 言うまでもありませんが、見学者は勝手にエサをやったり触ったりしてはいけません

そんなこんなで今年のアロースタッドは例年にも増してかなり充実度の高い見学となったのでした。

ラムタラ
セイウンスカイ
メジロパーマー

・16:20 ライディングヒルズ静内

時間も遅くなりましたが、ダメモトでサクラユタカオーのいるライディングヒルズ静内へ行きました。 ユタカオーの放牧地は外の駐車場の前にあるのですが、やはりもういませんでした。 明日また行ってみましょう。

・17:00 レ・コードの湯

毎年恒例、レ・コードの湯に今年も行きました。と、建物の中に入ろうとした時にまた大粒の雨がポツポツきました。 で、脱衣場にいる間にまたもやすごい雨に。 さらに露天風呂に入っていたら空に稲妻がビシバシと。 もし近くに落ちたら感電しちゃうかななどと心配になって中に戻ったりしました。

しかし風呂から上がった時には雨も上がって夕陽がよく見えました。 やまもとさんが去年見ることのできなかった日の入りを今年は見られるかもと期待していましたが、 直前で再び雲が出て惜しくも見えませんでした。 残念。

・18:30 つぼ八

夕食はこれまたおなじみの富川つぼ八。 案内された席は去年と全く同じところでした。 なぜか焼き物系が出てくるのが遅かったです。 以前メニューにあってユメケイバーズに好評だったものの 2,3年前になくなってしまった 「ご当地メニュー」 は相変わらず無いままでした。

・21:00 宿で飲み直し

この晩もそれほど寒くなかったんですけど、 うっちーさんがぜひ暖炉に火を着けたい(去年のリベンジ)ということでチャレンジしていました。 そうしたらなんと今年はおそろしいほどうまくいきました。

◆メモ:「たきつけ」を十分使えばいける。

燃えさかる暖炉

この日、巨人が優勝しました。 ヤクルトが負けて優勝が決まった後に阪神にサヨナラ負けというかなりサエない結末でしたが、巨人ファンの私は満足です。

また、やまもとさんがアイドル評論班の実力をいかんなく発揮していました。 ZONE、White Berry といった若い女の子のグループについて次々と語っていました。 野球中継のせいで「ナースのお仕事」がかなり遅れたことから発展し 「安達祐実 永遠の子役説」 も唱えていました。 さすがです。

23:30頃、まつまつと私が床の上で使えなくなったため就寝となりました。


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